’18 お花見探訪番外編 ー 六本木アークヒルズ

私が2018年に自転車で行った荒川近辺のお花見は、以前記事にした小菅西公園と小菅東スポーツ公園しかありません。こちらの六本木アークヒルズも東京の桜の名所ではありますが、私のところからママチャリで行くには少々厳しいところですので、前回に続き電車で行ってます。ちなみにこれまで私が取り上げているお花見探訪は、荒川の河川敷をママチャリで走っても、それほど負担にならない場所がほとんどになっています。

自転車に乗るときに大きな障害になるのは、一つには急坂、激坂、もうひとつは雨や風だろうと思います。雨風はその日の天候次第ですが、坂に関しては初めからわかっています。下町から武蔵野台地へ上っていくのは、かなりハードです。このブログのテーマはそうした障害をもろに受けやすいママチャリでも行ける場所ですので、そうするとどうしても新宿とか渋谷への山の手方面は敬遠する形になってしまいます。

と、だいぶ言い訳がましい話が続きましたが、こちらの六本木アークヒルズもヒルというくらいですから当然高台になります。ただし、六本木でヒルズと言えば、かつてヒルズ族なる言葉も生んだ六本木ヒルズが有名ですが、そちらとは少しばかり離れています。一番記憶にあるのは、ニュースステーションが放送されていた頃にテレビ朝日の本社があったアーク放送センターでしょうか。今ではそのテレビ朝日本社も六本木ヒルズの方へ移転していますね。また、桜坂という名前の坂もあるんですが、こちらは福山雅治さんの歌に出てくる桜坂ではありません。もっとも日本全国探したら、桜坂という坂は結構ありそうな気もします。

六本木アークヒルズはその桜坂からスペイン坂(こちらもかつてFM東京のスペイン坂スタジオがあったスペイン坂とは違います)までの約700メートルにわたって桜並木が続いています。また、スペイン坂から道なりに行った泉通りにも道の両側に桜並木が続いていますので、全長にすると1kmくらいあります。そんなわけで、今ではすっかり桜のお花見スポットとして有名になっています。通りに面しているので歩道にシートを敷いてのお花見とは程遠いですが、私のようなお花見散歩民にとってはむしろ好都合です。

 

ここの桜並木の特徴は、下から見上げるだけでなく、桜坂にかかる歩道橋やアークヒルズサウスタワーからアーク森ビルまでスペイン坂を跨ぐ連絡ブリッジから見下ろす桜もとても綺麗なことです。この日は夕方から夜にかけて訪問していますが、ライトアップと車のヘッドライトの光に浮かび上がった桜が、とても幻想的な風景を創り出していました。

六本木アークヒルズの桜

写真はだいぶブレているものが多いのですがご勘弁ください。自転車に乗って走っていくお花見場所も良いのですが、たまにはのんびりと電車に乗って堪能するお花見も悪くないと思います。

六本木アークヒルズの桜

 

 

 

 

 

コメント