’17 荒川お花見探訪 - 小菅東スポーツ公園 -

西があれば東もあるということで、本来は続けざまに書かなくてはいけないところ、生来の怠慢さからいよいよ2年越しとなっております。しかも気づけば平成の時代も終わり、令和になってはや半月、実は令和が発表された当日は私め、また別のところで花見をしておりまして、令和の発表はラジオで聞いておりました。

そうしたら『令和おじさん』こと菅官房長官が、「新しい元号は「れいわ」であります。」と言うようなことを言った後に、NHKのアナウンサーが令和のれいは年齢のれい、それに平和のわで「れいわ」です。みたいなことをのたまってくれたから、私はてっきり新元号は「齢和」だと思っていましたよ。随分と画数の多い字にしたものだなと不審に思いながらも、例によってのんきに自転車をこいでおりました。

それはともかく、今回の小菅東スポーツ公園。こちらは前回の(と言っても去年の記事ですが)小菅西公園と何が違うかと言うと、読んで字のごとくスポーツの文字が入っているところですね。西公園もアスレチック遊具やフットサル場などがありますから、あちらもスポーツ公園と呼んでも良さそうですが、フットサル場が出来たのは2016年のリニューアルの時で、それまではたんに浄水施設の屋上だったんですね。

一方こちらの「小菅東スポーツ公園」も浄水施設「小菅水再生センター」の屋上にありますが、テニスコートや野球場があります。広さも西公園に比べて広く、ジョギングコースもありますから、まさにスポーツ公園です。すぐ近くに高速道路が迫っていますし、すぐ下は比較的交通量の多い道路になっていますから、正直野球場は大丈夫なのだろうかと思ったりもしますが、今まで特に大きなニュースになったこともないようですから、それほど問題はないのでしょう。

こちらは広場も広いのでお花見に適していると思います。例によってGoogleマップで見てみましょう。

小菅西公園が左下に見えていますが、そこから綾瀬川を渡ってすぐの場所です。小菅西公園の裏手から橋を渡って首都高の下、都道308号線のところまで行けます。

入り口は上の写真に写っている右奥のタンクローリー車から平和橋通りを少し行ったところから階段を上っていくところと、こすげ小学校にほど近い場所から長いスロープを上っていく2箇所があります。

小菅東スポーツ公園スロープ

これはそのスロープを上から見下ろしたところです。相当長いのがおわかりになるかと思います。

こちらは階段。こちらもかなり急で長い階段です。以前、この長い階段を小さい子を片手に抱いたお母さんが、反対の腕でベビーカーを持ちながら歩いて上っていたのを見たことがあります。だいぶ遠い場所からでしたので手伝うことも出来ませんでしたが、母は強しと思ったのと同時に、かなり危険な印象を受けました。ここは駐輪スペースは広いんですが、エレベーターらしきものを見たことがありません。改修計画があるようですから、早くエレベーターが設置されることを期待します。

さて、この公園はスポーツ公園となっていますが、中には池のあるちょっとした庭園もあります。当然のことながら桜の季節だけではなく、1年中楽しめる公園です。

さほど混んでもいないので、一番のネックはやはり長い階段orスロープということになるでしょうか。

こうして見るとそれほど違和感の無い光景ですが、これが先程の階段を上がった上にあるグラウンドですから、「小菅水再生センター」の大きさもおわかりになるかと思います。

この日も多くの人達がテニスを楽しんでいました。他に壁打ちが出来る練習場もあります。

そのテニスコートのすぐ近くには公園管理事務所。コートの予約等もここで出来ます。先程の入り口の階段を上りきったところにもトイレがあるんですが、池の近くで虫が多かったりしますので、多分トイレはこちらの方が綺麗でしょう。

さて、肝心の桜ですが、中央広場で見るのが一番綺麗だろうと思います。もっとも他にこれといった場所がありませんので、宴会をする場合は必然的にここになるだろうと思います。

この日は平日だったのでかなり空いていますが、土日はさすがにこうはいきません。金網で囲われた箇所がいくつか見えていると思いますが、ここは下水処理場の天窓になっています。危険なので立ち入らないように囲っているんですが、景観としてはちょっと残念ですね。それでもこれだけの桜が下水処理場の屋上に咲いているのですから、ちょっと感動モノではないでしょうか。

それではしばし桜をご堪能ください。

いかがだったでしょうか。こちらも小菅西公園と同様に開園時間が決まっています。その分健全なお花見の穴場とも言えるのではないでしょうか。

それではまた次回に。

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