’17 荒川お花見探訪 ー 隅田公園(スカイツリー側)と墨堤

これはもう何年ぶりの更新なんだという気もいたしますが、もしかすると地球上のどこかにおられるかもしれないこのブログの愛読者の方には大変申し訳なく思っております。実は今回のご紹介も前回の隅田公園(浅草側)と同じ日の内容ですので、言ってみれば2年越しの更新ですね。

お花見は毎年どこかしらには行っておりますので、実は下書きばかり増えている状態で、そうこうするうちに行った時のことはほとんど記憶に残っておらず、あとで写真などを見ながら、ああだったとかこうだったとか、ウンウン唸りながら思い出し、こうして書いています。

ただ、細かいところやその時気になったことなどは、大事なことも含め結構忘れてしまっているのですよね。だからこそ、連絡や報告はタイムリーに、そして密にしないといけないということなんでしょう。ブログの更新にしてもそうですね。

お読みいただいている方は、ああ、どっかのおっさんの自分史ねと思っていただき、ゆる~い気持ちで生温く見守っていただけると幸いです。

さて、墨田川のお花見に行った以上は、この隅田公園のスカイツリー側も見ておかないと画竜点睛を欠くと言ってもいいでしょう。

隅田公園(墨田区)

便宜上スカイツリー側と表記していますが、区で言うとこちらが墨田区、前回の浅草側が台東区になります。最寄り駅は浅草駅か本所吾妻橋駅になりますので、スカイツリー側というよりは向島側、あるいは台東区のサイトでは本所側と表記されています。ただ向島というのは土地勘の無い人だとわかりづらいでしょうし、住所的に本所は少し離れています。

さて、この記事は2017年当時の写真を使っていますが、2020年にはすみだリバーウォークや東京ミズマチが出来ました。浅草駅から歩く場合には、言問橋よりもこのすみだリバーウォークを歩いたほうが早いです。ただ、日差しの強い夏の日などは、直射日光に曝されますので、この橋を歩くのは結構大変です。のんびりと桜を眺めながらなら、あるいは墨堤経由なら言問橋の方がいいでしょうね。

では話を隅田公園に戻しましょう。墨田区の隅田公園は日本庭園などもあります。

隅田公園(墨田区)

池のある庭園は心も落ち着きますが、この池には水鳥なども結構いてかなり風情があります。池越しに見えるスカイツリーと桜のコラボもかなり見ごたえがあります。公園の広さとしてはそれほどでもないですが、こちらにはシートなどを敷いてお花見が出来る丘や広場があって、スペースもそこそこあります。

隅田公園(墨田区)

芝生広場は家族連れも訪れるので、子供が走り回ったり結構にぎやかだったりしますが、それを承知の上で行くのであればお花見も楽しめるでしょう。

すぐ横を墨堤通り、その上に首都高6号線が通っていますので、落ち着いた静かな公園とは言い難いですが、写真だけ見ると結構のどかな印象を受けるのではないかと思います。墨田区のホームページによるとこの隅田公園、墨堤(125本)も合わせた桜の本数は332本あるそうです。

墨田公園(墨田区) 墨田公園(墨田区) 墨田公園(墨田区)

墨堤の方は土日ともなると遊歩道沿いに屋台がずらっと並んで賑やかですね。ちなみに墨堤というのは文字通りと言いますか、「隅田川の堤」(隅田堤)のことを指しますが、隅田川と隅田公園、墨田区と「すみ」の字が違うので、いろいろと混乱しますね。昔は墨の字が当用漢字に無かったので墨田区になったのだとか。そのへんは色々と事情があるようですが、その隅田の堤が時を経て墨堤(ぼくてい)となったのですね。

それと以前は上野公園の桜に比べると、こちらの墨堤の桜は開花や満開が少し遅い印象があったのですが、最近は必ずしもそうとは言えないようです。

河の両岸を桜が埋め尽くした景色は壮観で、この隅田川周辺はスカイツリーや屋形船の景観も楽しめる、お花見場所としては日本有数の名所ですね。

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